クラブ運営方針(2024-2025)
「一歩を踏み出すことから始めよう」
国際ロータリーのステファニーA・アーチック会長は、本年度テーマ「The Magic of Rotary」(ロータリーのマジック)を発表しました。
この「Magic」は、RI会長が所属されているマクマーリーRCがプロジェクトでドミニカ共和国で浄水器設置活動に携わった時、汚い水がフィルターに入って反対側から透明な水となって出てくるのを二人の少年が見ており、そのうちの一人がRI会長の袖をつかんで『もう一度魔法を見せて』と言ったことに由来しています。
「多くの人びとを救うロータリーの力を認識して、これをさらに広げる。それは皆さん次第です。プロジェクトを終えるたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびに、皆さんはマジック(魔法)を生み出すのです。」と会長は述べられました。
国際ロータリークラブ第2670地区の夏見良宏ガバナーは、「インパクトをもたらそう 青少年に夢を」を提唱されました。
海外から「日本には何でもある。無いのは夢と希望だ。」と揶揄されることがあります。責任の一端は、先を生きる私たちにもあります。
世界は大変困難な時代にあります。だからこそ今を生きる私たちはこの地域を守りながら、平和で、青少年が将来に夢や希望が持てるようなツールを提供する必要があります。
ただ、そこには夢を与えようとか、希望を与えようとかではなく、自然とそう受け取ってもらえるようなインパクトのある事業が必要です。
以上のことを踏まえ、当クラブは「一歩を踏み出すことから始めよう」を今年度の運営方針とします。
昨年、藤井直前会長と会員の皆様と共に地域のクリスマス会を訪問させていただいた会場で見た光景、また、国際交流の一環となる事業で見た子供たちの目の輝き。この一つ一つの大切な事業のように、次代の担い手となる青少年にもっとインパクトのある事業を行うことによって、彼らに一歩を踏み出す勇気を与え続けていくこととなります。
会員の皆様に、共に一歩を踏み出して事業に取り組んでいただきたいと思います。
また、事業を継続するためには、会員拡大が必要不可欠と考えます。
皆様の多大なるご支援ご鞭撻をいただきながら、会長職を元気に全うしたい所存です。
皆様、一年間どうぞよろしくお願いいたします。
クラブ運営方針(2024‐2025)
高松東ロータリークラブ会長 山村 亨二